活動について

【活動の目的】

　私たちは学生時代に様々なことを経験しますが、特にこの時期は将来に向けての準備期間であると言えます。就職、結婚という将来を方向づける大きな決断を始め、人生について考え、悩むのもこの時期です。このような時に、聖書の価値観に触れることは大変意義のあることであります。なぜなら、聖書は人々の最善を願っておられる創造主について語られ、現代にいたるまで人類に多大な影響を与えてきた書物だからです。KECFの活動は、この聖書を通して示されている創造主の計画や導きを知ることを目的にしていると言えます。

【活動の土台】

KECFは、昨年創立50周年を迎えた伝統ある大学の公認団体です。その信仰は、初代教会の信条、宗教改革によるプロテスタントの信仰を受け継いでいます。とりわけ、20世紀初めの福音主義的信仰運動のよい影響を受けています。福音主義とは、聖書を誤りのない神さまのことばとして主張する立場のことを言います。また、このサークルはモルモン教、エホバの証人（ものみの塔）、統一教会等の新興宗教とは一切関係ありません。

【活動内容】

　現在、三田・日吉・SFCの3キャンパスで定期的に活動を行っており、矢上・芝キャンパス、そして院生や留学生を含め約30名の塾生が参加しています。プロテスタントのサークルですが、カトリックの信者も参加しており、全体の9割ほどがクリスチャンです。活動の中心は聖書研究です。キリスト者学生会(インカレのクリスチャンサークル。KGK)や教会が発行しているテキストを用いたり、OBの牧師先生やKGKの主事をお呼びしたりしています。

　また、月に一度ALL KEIOという集会を開いています。全キャンパスのメンバーが日吉キャンパス内のチャペルに集まり、共に聖書を学び祈ります。その後ご飯を食べて楽しい交わりの時間を持っています。